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会員紹介

有限会社大手製菓

社長.JPG温泉記号の発祥地とされる群馬県安中市の磯部温泉街にあり、群馬の銘菓「磯部せんべい」を考案した老舗店です。3代目の代表取締役・大手貴博さんは、江戸末期から端を発する磯部温泉街で、温泉街の発展に尽力した大手家の一族に生まれました。同家は旅館業のほか製菓業も行い、炭酸分を含む温泉水を利用した磯部せんべいを開発し、お客様に愛されたいと、美味しい磯部せんべいの研究を続けています。また、温泉街を支える磯部温泉組合にも所属し、2年前に社長になり、26年前に受け継いだ祖父の思いと、込められた重責をあらためて感じながら、貴博さんは「伝統を守り、新しい味を作り出し、地域活性化への挑戦を続けていきたい」と目を輝かせています。

小麦粉は全て安全・安心である国産小麦を使用

主原料の小麦粉は、土地に慣れ親しんだ、安全・安心を第一に考えています。次に、土地に慣れ親しんだ素朴な味を引き出すことです。「麦わらぼうしの会」と、この思いを一つにして、今後も歩んで行きたいと思っています。

磯部せんべいはこんなお菓子

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手焼き機を使い、国産小麦とザラメ糖、温泉水が主原料で、素朴な味が好評を受けています。物産展で貴博さんは、つきっきりで熱いガスバーナーの前に立ち、一度に10個のせんべいを焼きます。縦11?、横9?の鉄製の上下2枚の型に生地を流し込み、火加減を見ながら裏返し、10分ほどで焼き上がります。型には「元祖銘菓 磯部煎餅」と刻まれ、歴史の重みが感じられます。 

天然鉱泉を使用した「磯部せんべい」

商品に使われる砂糖は、磯部に約40軒ある同業者において上白糖が主流ですが、大手製菓では「ザラメ糖」を使用しています。焼き上がりが「サクサク」とした軽い歯触りが特徴のお菓子として、老若男女問わず高い評価を受けています。また、美容と健康面に優れるとされる、磯部温泉場開祖初代の大手萬平氏が磯部に湧出する天然鉱泉を温泉に使用するかたわら、飲むと胃腸病に良いとされる鉱泉を煎餅に使用しました。
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